夜眠れない受験生へ
こんばんは。
久々に眠れない日を迎えたudonです。
ふと日付を見ると2月20日。国立大学前期試験まであと5日となりました。
去年はそこまで意識してなかったのですが、今年はビラ配りのバイトが入ったため、受験の山場を迎えピリピリしていた受験生時代を思い出すことが多くなりました。
読まれることはほぼないでしょうが、受験生へ向けた手記を書きます。最後だけでも読んでいただければ幸いです。
眠れないあなたへ
私は浪人時代とある予備校で寮生活を送っていました。
3.5畳ほどの部屋だったので、ベッド・勉強机・衣装ケースを置けばほぼ部屋のスペースがないという文字通り肩身の狭くなるような環境でした。壁も薄いため、隣部屋の人の話し声はもちろん、寝返りやゴソゴソする音など小さな音でも聞こえる。。
幸いにも高校の同級生も同じ寮であったことに加え、
7時起床 8時半~16時半授業 17時門限 即夕食 入浴後3時間の必須自習23時半就寝
という厳しい寮規則のもと規則正しい生活リズムを保てたため寮生活には1か月ほどで馴染めたのですが、受験が近づくにつれて、どうしても眠れない日々が続きます。
恵まれた環境でさえ不眠に悩まされるのだから、夜眠れなくて当然です。
受験結果への不安、家族からの志望学部及び志望大学(大学入学後、ある大学への嫌悪感は家族が持つ完全なる一昔前の偏見だと判明しました)変更の圧力、はたまたもう滑り止めには受かったため第一志望へのやる気が湧かなくなった等々
相談しても ま、よく聞く話ですしあなたに限ったものではない。 と言われるかもしれない。相談しても心配性の一言で片づけられるのが不安で相談できないかもしれない。
ただ、狭い世界で生きる一人の受験生にとってけっこう重くのしかかるもの。すごく辛いだろう。その気持ちはひしひしとわかる。(といってわかっていないのかもしれない)
不眠症と戦い毎日目の下にクマができている友人、
毎日3時半に起き自習室の机に向かう親友(4時間しか寝なかったというより寝られなかったのだろう)、
センター二日目終了時自己採点の結果を見て隣部屋で泣き崩れる医学部志望の人。
自身の人生をかけた戦いに向け、同級生が大学生活を謳歌している(隣の芝生は青く見える現象)365日を狭い部屋の中で悶々と過ごす。
そんな姿を見てきたし、私もその一人だった。
日本は学歴主義だどうだ言う前に、乗り越えなければならないものがある。それは現制度の受験。
不安
自信喪失
これらから来る重圧に耐えうるかもしれないし、耐えられないかもしれない。ぎりぎりの精神状態。
結論から言えば受験前に眠れなくても気にすることはない。人の体はそんなにやわなものではなく、案外どうにかなるものだ。
根性論を支持するわけではないが、若いあなたの回復力を侮ってはいけない。受験も乗り切ることができるし、受験後にはぐっすり眠れるはずだ。
ただ、どうしても眠れず不安なときにはどうかこの言葉を思い出してほしい。
一寸先は闇。だが、その一寸先には光がある。
By やなせたかし
将来なんて誰にもわからない。努力すれば結果がついてくるなんて保証は一切ない。
だけど、受験の結果がどうであれ受験はいつか終わり、あなたはこの世界で新しいステージへと一歩歩みを進めることができるのだ。夜眠れなくても、不安で押しつぶされそうになっても、今までの努力を振り返り、夢に向かってアンパンチを繰り出すために一歩踏み出そう。
バイバイキーン